いつもどこかに痛みを感じるバイオリン弾きのためのブログ

アレクサンダー・テクニークでラクになる日々

どこまでも届く左手のためのボディマッピング

決め手は、肩甲骨でした。

こんにちは!バイオリンのMiyukiです。

左手の力みについて、ジェレミー先生に相談しました。
一度演奏すると、先生には何か見えた様子。
いったん楽器を置いて、みんなで腕の動きの探求をします。

両腕を上げて…
・ゆっくり下ろす
・落とす感じで下ろす
・素早く脚の上に置く

色々やってみました。

「肘から下ろして、そのあと肘を伸ばして脚の上に置く」
というプランが一番効率的に思えて

「これだと肩甲骨が腕と一緒に動きますね」
とコメントしたところ

ジェレミー先生がキッパリ言いました。
「肩甲骨も腕だよ!」

肩甲骨も腕?!

腕構造を支える骨格=上肢帯は
胸骨・鎖骨・肩甲骨で構成されているから
もちろん一緒に動くはずなのに
肩甲上腕関節で分断して考えていたようです。

「バイオリンを肩に置いて、腕を動かして弾く…
って思っていたせいかもね」と先生。
なるほどー。


ここで、ちょっとみなさんも試してみませんか。

①肩甲骨は、背中だ。
②肩甲骨は、肩だ。
③肩甲骨は、腕だ。
って、それぞれ思いながら腕を上げてみてください。


どうですか?


私の場合
①肩甲骨の間が狭くなり、背中に張り付いて動かせない感じ。
②うーん、①よりはマシだけど肩甲骨がおいてけぼり。
③あ、動きやすい。しかも手が遠くまで届く!

③が一番身体のデザインに合っているので
効率よく動けるのです。


では。
(頭が動けて自分全体がついてきて)
「腕全体で弾く~肩甲骨も腕だよ!」

やってみると
「バイオリンを置く棚」の時とはだいぶ違う感覚でしたが
楽器は安定しました。

それより驚いたのが左手。
握るのがラクになっただけでなく
指が伸びる!遠くまで届く!
元々指を置きたかった場所を行き過ぎてしまうほどでした。

とても素敵な新しいプランですが
明日バイオリンのレッスンがあるのに
この音程をどうしよう!(笑)

と言いつつ
またラクに弾くアイディアを得てワクワクしています♪

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