いつもどこかに痛みを感じるバイオリン弾きのためのブログ

アレクサンダー・テクニークでラクになる日々

ラクに弾く

腕の力がないので楽器が下がってきちゃう…どうしたらいいの?

午前のクラスのあとお昼ご飯に入ったお蕎麦屋さんでクラスメイトに会いました。 こんにちは!Miyukiです。 ボディチャンス新宿スタジオの隣には美味しいお蕎麦屋さんがあって誰かしらに会うことが多いです(笑) お嬢さんがバイオリンを習っていて構え方に悩…

小指薬指のパワーを生むボディマッピング

伸ばしても届かない。押さえる力が足りない。 そんな悩みが解決したきっかけはドラマーさんのレッスンでした。 こんにちは!バイオリンのMiyukiです。 ドラマーさんのお悩みはスティックの握り方。叩き続けていると手首が痛いのだそうです。 由香先生の提案…

右手小指のツッパリ解消!弓の持ち方をアップデート

弓を支えようとつい頑張ってしまう小指のためにあえて手を「見る」ことが役に立ちました。 こんにちは!バイオリンのMiyukiです。 弓を持ち、手の甲側からみたのでは 指のどのあたりで弓に触れているのか?指はどのくらい曲がっているのか?力加減はどのくら…

どこまでも届く左手のためのボディマッピング

決め手は、肩甲骨でした。 こんにちは!バイオリンのMiyukiです。 左手の力みについて、ジェレミー先生に相談しました。一度演奏すると、先生には何か見えた様子。いったん楽器を置いて、みんなで腕の動きの探求をします。 両腕を上げて…・ゆっくり下ろす・…

「楽器を支える」をアップデート!バイオリンが置ける棚とは

「バイオリンが置ける棚を前に作りたいんだよね」と、由香先生が言いました。 こんにちは!バイオリンのMiyukiです。 アイディアをいただいたのは、ノートを見返したらなんと4月。8月の今日になってこれか!とやっと実感できました。 すぐできるのも嬉しいけ…

デクレッシェンドで増えていくもの。~バジル先生

「デクレッシェンドが上手く行かない」とお悩みのバイオリン弾きさん。授業レポートです♪ こんにちは!バイオリンのMiyukiです。 小さい音にしなくては!と思っていると音と一緒に自分の身体も小さくなっていってそのせいで上手くいかない、ということはよく…

弾きたいように弾けた!~発表会レポート②

楽しく演奏できた、バイオリンの発表会レポート。今日はリハーサルで役に立ったプランをシェアしますね♪ こんにちは!バイオリンのMiyukiです。 たくさんあるので箇条書き方式で…(^^) [楽器を構える] ・「肋骨が鎖骨を支えている」鎖骨含め、腕構造は肋骨の…

試しにてきとーに弾いてみたら?~バジル先生

横で「てきとーに」って言い続けてもらったら悩んでいた重音が弾けた!というお話です…(^^; こんにちは!バイオリンのMiyukiです。 発表会の曲の最後は、重音2発。その前の静かなフレーズから緊張が高まりすぎて上手くいかなくなるのをなんとかしたいとバジ…

弓が使い放題になる!魔法の呪文♪

弓を全部使ってのびのび弾きたい!その望みを叶えてくれる魔法の呪文は…「高田馬場」?! あ、ちゃんと解剖学的な理由があるので安心して読み進めてくださいね(笑) こんにちは!バイオリンのMiyukiです。 ケン先生のクラスで、発表会で弾く曲を見ていただ…

どんなに弾いても疲れない!左手のプラン♪

たくさんの音符を弾けば弾くほど左手が疲れて腕がだるくなる…。 その理由は前回に続きまたしても言葉づかいだったのです! こんにちは!バイオリンのMiyukiです。 左手の仕事って、何でしょう?私は弦を「押さえる」ことだと思っていました。 でもキャシー先…

楽器に顎をのせる動きが弾きやすさを決めていた!

楽器に顎をのせる動きのアップデートが演奏にとても役立っている今日このごろ…♪ こんにちは!バイオリンのMiyukiです。 「楽器に顎をのせるのは、脊柱(背骨)全体の動き。というプランがすごくよかったので今日も試したいです」と申し出てバジル先生とのレ…

こんなにラクに弾ける、そのヒミツ♪

まるで弓を持っていないみたいに軽い!なのに出したい音が勝手に出ている?!レッスンでそんな体験をすることがあります。 こんにちは!バイオリンのMiyukiです。 弓が軽く感じるのは、力が抜けたから?いいえ。必要なだけの力を使うようになったからです。 …

右手の自由のために、バイクのエンジンをかけまくれ?!~バジル先生

「手首の伸展、使っていいですよ」と、バジル先生が言いました。 こんにちは!バイオリンのMiyukiです。 このレッスン、最初は構え方がテーマになりました。譜面台を遠ざけて、「そこへ向かって行って!」 これは…。スキーのジャンプの人ですか?というぐら…

「バイオリン持ち腕」をアップデートしたら起きた、いいこと♪~キャシー先生

①楽器をかまえるのがスムーズになりました。②腕が動かしやすくなりました。③日常の動作がラクになりました。 これ全部、「バイオリン持ち腕」をアップデートしたからなんです。 こんにちは!バイオリンのMiyukiです。 クラスメイトのバイオリンレッスン。 Q…

譜面も指揮者もコンマスも見たい時に。~②目の役割

合奏するひとのための目線調節のヒント、その2です。 こんにちは!バイオリンのMiyukiです。実は私、「長時間弾くほど、音符が込み入ってくるほど、楽譜がかすむ」という悩みを持っていました。 すると、ボディチャンス研修生で声優・ナレーターのYoshinori…

譜面も指揮者もコンマスも見たい時に。~①最初に動かす場所

合奏するとき、見たいものを全部見たい!できたら、慌てず騒がず固まらずに。 色々試して、まとめてみました。 こんにちは!バイオリンのMiyukiです。 アイディアの1つめは、こちら。 ①見る時に最初に動くのは、目。 まず目だけを見たいものに向けます。そ…

面白いように上手くいった日。~②その理由

この日の絶好調は、どこからきたのでしょう?何かいいことがあった?…いいえ、特には。体調がよかった?…いいえ、むしろ疲れていました。 秘密は、前日のジェレミー校長のレッスン。超特大の発見がありました。 このところ私は「大きな音を出そうとして頑張…

面白いように上手くいった日。

週末に、オーケストラの合奏がありました。 この日は絶好調!今までに学んだプランを次々繰り出すことができました。 例を挙げると・楽器をかまえたら、弓は身体の前を通って円を描くように持ってくる・左右の調節は、左肩を入れるより右手を持ってくる方が…

足りなかった弓が、余った!~バジル先生

オーケストラでよくある、長い音やフレーズをひと弓で弾くというケース。 弓が足りなくて苦戦するような音型では「弓をあんまりたくさん使わないようにしよう」「弓を節約しよう」と思って弾くのが一般的ですが。 「それどういう意味?弓ってお金なの?貯金…

もう移弦でバタバタしない!

移弦の悩みと言えばバタバタ、ワサワサ、ガタガタ、カクカク、ユラユラ…などなど。 それらを一掃できたプランをご紹介します♪ 1.楽器を構えたら、弦を見ます。 床に対してどんな角度で並んでいるかな? どのくらい弓を動かしたら、隣の弦に移れるかな? そ…

移弦って、どこをどうすること?~ヴィヴィアン先生

私は移弦が苦手です。ポジション移動で解決できるものならば…!と、移弦せずに済むフィンガリングを編み出す日々です。 でももう大丈夫!苦手な移弦がラクにできるアイディアをヴィヴィアン先生からいただきました。 さて、質問です。どこをどうしたら、移弦…

座奏をラクにするボディマッピング~「座る」とは

突然ですが、質問です。「座る」って?身体のどこをどうすると、座れるんでしょう? ……。 正解は「足首と膝と股関節を曲げていき、お尻が椅子の座面に着く」です。 さて。足首と膝はわかりやすいのですが、股関節はどこにあるのでしょう? 以前『譜めくりを…

椅子と仲良く。

椅子と闘っても必ず負けるよ。だって変わってくれないもの。 Body Chance校長 ジェレミー・チャンス 椅子が演奏に欠かせない楽器があります。管楽器ならチューバ、弦楽器ならチェロが代表。 オーケストラで演奏する方なら、やたら前のめりになる古ーいパイプ…

見たら、弾けた!

一本の弦の上を駆け上がるフレーズで、昨年末にバジル先生にいただいたアイディアです。2013年12月29日に、こんなふうにツイートしました: 三段論法: ①バイオリンの音程を生み出すのは左手②「見る」ことが体のイメージ作りを助け、効率的な動きを生む③じゃ…

使えるプランだらけ♪~江利子先生個人レッスン②

多すぎて、箇条書き!提案していただいたアイディアを一気にご紹介します。 ◎楽器を持ち上げる時、かまえる時に、どうしたいか考えて。 ◎腕は長い。肩甲骨は外側に行ける。 ◎細かい音符が続くところは脚を仲間に入れると良い。 ◎手の骨はいっぱいある。手首…

楽器についていったら、響きが増えた!~紀美子先生

私のバイオリンがこんなに鳴るんだったとは!2014年3月7日、芹沢紀美子先生のレッスンでのことです。 楽器をかまえる動作が取り上げられました。「楽器に手がついていく、と思ってみて」 楽器を見て「この部分を体のこのあたりに持ってくる」弓を見て「この…

『ボールは友達』方式はなぜうまくいったのか~ケン先生

<弾きたい曲を弾くために>(頭が動けて自分が全部ついてきて)「楽器を持って、眺める。手でも感じる」 2014年3月2日、ケン先生のレッスンでとてもよかったプランです。キャプテン翼の翼くんが、ボールを肌身離さず暮らしていた時のイメージで。(実は読ん…

弓がブレずに大きな音で弾くには?~バジル先生

バジル先生の授業レポートです。 フォルテでしっかり弾きたい箇所。しかもsul G、結構上のポジション。弓先で弓がブレてしまうのを見ていただきました。 弾いてみると、「右じゃなくて左がブレてる」とバジル先生。 ええっ!全然自覚がなかったです。☆後から…

痛み=メッセージ。

痛みがあると、人はそこに目を向けます。 痛みは、「見て!」「なんとかして!」という声。「もっと良いやり方があるよ。変えようよ!」というアドバイス。嫌がらせで痛いわけじゃなくて、身体が教えてくれているのです。 どうしてちゃんと動かないの?!と…

もっと力を使えば、痛みがとれる?!

痛みの原因は、力みすぎ。だから力を抜かなくては。と思いますよね。 ところがレッスンで「もっと弓を握って弾いてみて」という提案がありました。ええー。力んでるから痛いのに?と思いつつ、やってみます。 <出したい音を出すために>(頭が動けて自分が…