いつもどこかに痛みを感じるバイオリン弾きのためのブログ

アレクサンダー・テクニークでラクになる日々

2013-01-01から1年間の記事一覧

手の形は、物が決める~②実践編

弾いているうちに体が固まってきてしまう。原因は、指かもしれません。 観察してみましょう。楽器を手に取る動作をスーパースローでやってみてください。その時の、手の形に注目です。 手を伸ばしている途中なのに、左手の指が音を取る時の形に曲がっていた…

ミスしても音楽し続けられる~バックポケットプランについて

バジル先生のレッスンで、曲をみていただきました。「ここを、だんだん大きくして盛り上げたいんです、音色も変えて。」すると先生、「つまり音楽に命を吹き込みたいということですね」 な、なるほど…。カッコよすぎて動揺する中、プランが提案されました。 …

手の形は、物が決める~①指の受動的可動性

「じゅどうてきかどうせい」ってなんでしょう?「自分の意思では動かせないけれど、力が加わればできる」そんな動きが指にはあります。 ためしに、左手の人差し指を回してみてください。回すって、円を描くのではなくて、人差し指自体を回転させるんです。……

痛み=メッセージ。

痛みがあると、人はそこに目を向けます。 痛みは、「見て!」「なんとかして!」という声。「もっと良いやり方があるよ。変えようよ!」というアドバイス。嫌がらせで痛いわけじゃなくて、身体が教えてくれているのです。 どうしてちゃんと動かないの?!と…

4の指がラクにとれるボディマッピング ②手首

手の骨について、先日ご紹介しました。 手って、一枚の板ではないんです。手のひらも指ですし、手首の骨は、小さいのが7つ、2列に並んでいます。それだけでもなかなかの驚きです。 ☆興味がわいたら、「手根骨」で検索してみてください☆ では今度は、手首の動…

4の指がラクにとれるボディマッピング ①親指

私の手は、小さ目です。小指は、えいっ!とやらないと届かないと思っていました。当然、たびたび痛みがあったわけですが。 ボディマッピングを学ぶにつれ、もうそんなムリをしなくていいんだとわかってきました。 まずは弾く時のプランをご紹介します。それ…

「聴く」ことにアレクサンダー・テクニークを使ってみました

今日は楽器を置いて、「聴く」という動作を取り上げてみます。 大好きなのになかなか縁がなかった曲をやっと演奏できることが決まりました。音源を聴くのにも、当然気合いが入ります。 でも一生懸命聴いていると、楽しいのになんだか疲れてしまう…。 聴くん…

練習も探求も、音楽のため。

なんだかしっくりこない日々の練習のことをレッスンの中で取り上げてもらいました。 問い:何のために、練習しますか? ~~~みなさんも考えてみてくださいね~~~ 私の場合、次のような気持ちが見つかりました。 ・痛くない弾き方がしたい・アレクサンダ…

身体についての誤解を解いてラクに弾く~ボディマッピング

Body Chance音楽専門コースで、私は2つのコースを受講しています。その一つが「Body Thinking ボディシンキング」。 実際の身体の構造を誤解したまま楽器を演奏していると、不必要な負担や緊張が生まれ、痛みにつながってしまうことがあります。 個々の骨や…

もっと力を使えば、痛みがとれる?!

痛みの原因は、力みすぎ。だから力を抜かなくては。と思いますよね。 ところがレッスンで「もっと弓を握って弾いてみて」という提案がありました。ええー。力んでるから痛いのに?と思いつつ、やってみます。 <出したい音を出すために>(頭が動けて自分が…

ごあいさつ

はじめまして。バイオリンのMiyukiです。 突然ですが、バイオリンを演奏すると、どこかしら痛くなりませんか?私は、なります。 どう工夫しても、先生に相談しても痛いままだし、力を抜くように言われても、そのやり方がわからない。 演奏会当日、終わりまで…