いつもどこかに痛みを感じるバイオリン弾きのためのブログ

アレクサンダー・テクニークでラクになる日々

ステージ3 腕

こんにちは!バイオリンのMiyukiです。

BodyThinkingコースの2学期のテーマは「腕」。
バイオリン弾きとしては、毎回テンションあがりっぱなしでした。
本当に、即、ラクに弾けるアイディアが満載だからです。

ワークショップでは
まず「腕の始まり」を知りましょう。どこだと思いますか?
肩のあたり?
…と思いますよね(私も思っていましたよ!)。

実は腕は身体の前側、真ん中あたりから始まっています。
胸骨と言って、鎖骨をたどっていくと見つけられます。
胴体と腕構造がつながる、唯一の関節です。

そして背中側にも注目。
腕を動かす大きな筋肉の中には、
身体の真ん中や、おしりの上から始まるものもあります。
もはや、「背中も腕」と言えそうです。
☆興味のある人は「僧帽筋」「広背筋」で検索してみてください☆

実験してみましょう。
①「腕の始まりは肩のあたり」と思って腕を動かしてみる。
②「腕の始まりは胸骨、そして背中も腕」と思って動かしてみる。

どんな違いがありますか?
私の場合、②の方が断然ラクに手が遠くまで行きます。

このほかにも

・手首は回らない?
・手のひらも指、ってどういうこと?
・指が回るような手のホームポジションがあった!

などのアイディアをシェアします。

骨格標本を見たり
肩甲骨追いかけっこゲームをしたりしながら(笑)
腕の動きの新しいオプションを探っていきましょう♪

 

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