望まない音がしたときに、できること。
どうやって、自分の中の批評家をアップデートしよう?
前回の続きです。
こんにちは!バイオリンのMiyukiです。
私は歌うのも好きで
気に入った歌は歌って覚えたりします。
このあいだも、家でひとりで歌っていました。
誰も聴いていません。
演奏する機会があるわけでも、なんでもありません。
ただ楽しいから歌っていました。
なのに。
間違えたとき、固まったんです。
間違えた!と思った瞬間
頭を後ろ下に押し下げていました。
視界の変化に気づくぐらいに、です。
このクセ、根深い…。
そんなときに思い出したのが、ケン先生の授業です。
バイオリンをみていただきました。
プランは3つ。
1.顎を楽器にのせる動きは、脊柱全体で起きている
2.しかも、身体の前で起きる動きである
これに3.を加えたとき
ものすごく楽しく弾けたんです!
3.「望まない音がしたら
音量や調子はまかせるので
『イェイ!』って言って。」
…ええー。(笑)
と思ったけれど、実際にやってみるとクラスメイトからは
「イェイ!って言った後、ひじの動きがスムーズになっていた」
とのコメントが。
批評家は、トリックスター(*)みたいだといい。
面白くて、遊び心を持っていてくれるといい。
(キャシー先生)
批評家は厳しい先生、と思うと
何が何でも間違えまいとして、固まりそう。
でも
「新しい情報だよ!イェイ!
また一歩、望みに近づいたね☆」って思えたら
練習が楽しくなりそうなので
また試してみたいと思います♪
(*)トリックスター(trickster)
物語をひっかき回すイタズラ好きとして描かれる人物。
シェイクスピアの『夏の夜の夢』に出てくる妖精パックのような。
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