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いつもどこかに痛みを感じるバイオリン弾きのためのブログ

アレクサンダー・テクニークでラクになる日々

指示通りにいかない面白さ

学校教員をしていた頃
指示が一回で通るように
それはそれは気を配って準備していました。

こんにちは!Miyukiです。

きっちり説明して
言ったこと以外、起きないように。
そうすることで
短時間でたくさんのことを
スムーズにやれるように。

でもその日は
指示通りいかなくても
面白いかもしれないよ?
という体験ができました。

「みんなで逆アレクサンダーをやってみよう」
というエクササイズを
リードさせてもらった時のことです。

あるクラスメイトが
「言われたことを、あえてやりませんでした。
そうしたら、こんな体験ができました」
とコメントしてくれたのです。

「なんでちゃんとやってくれないんだ…」
と思うこともできる場面で私は

「へぇ~、面白い!!ありがとう」
と思ったし、言いました。

予期せぬことが起きたのを面白がれるのは
ボディチャンスで学んだことかな?

…いや。
たぶん、元々そういう私もいたんだな。

そしてこれからは、どちらも選べます。
よかったよかった♪

 

ここで学びたいことは、何?

ボディチャンスには
・身体
・思い
・教え方
というアプローチをそれぞれ扱う
3つのがあります。

そのうち先日は、「教え方」のクラスに
出席しました。

こんにちは!Miyukiです。

クラスは題して
「朝の乱取り!3分ティーチング」
からスタートしました。

3人組で
1.先生
2.生徒
3.辛口コメンテーター(笑)
の役割を決め
3分間教えたら交代します。
何を教えてもいい、というルール。

朝一発目に!しかも3分!と動揺しましたが
なんとか形にできるものでした。

コメントするつもりで見るのも面白く
頭も使って超充実。

そのあと、こう聞かれました。

「もうみんな、何かは教えられる。
なのにここに来て学んでいるのは
何を知りたいからなの?」

答えがあるわけではなくて
考えてみてね、ということでした。

…これは、なかなか根源的。

今私が思うことのひとつは
自分の身体や思いについて
もっと発見したい!ということ。

もうひとつは
教える場や学びの場作りに興味がある!
ということ。

そういえばこの日
発見があったのでした。
次回に続きます♪

 

学びの4つの段階~トミー先生

合宿のトミー先生のクラスで
「学びの4つの段階」
というお話があり

楽器のレッスンで
実例を示してくださったので
演奏者ご本人の了解を得てシェアします♪

こんにちは!Miyukiです。

学びの4つの段階とは

1.体験(Experience)
2.気づき(Awareness)
3.洞察(Insight)
4.自己理解(Self-Understanding)

です。

そんなに厳密に分けられないケースも
多いですが

洞察は「こんなこともできるんだ」
自己理解は「こういう自分もいたんだ」
「こういう自分でもいられるんだ」と
可能性に言及するのがポイントと思います。

さて、フルート吹きさんの演奏では
このようなステップをたどりました。

1.「肋骨が動ける」という体験から演奏したら

2.「息がこんなに入ってくる」
という気づきが得られて

3.その気づきから演奏したら
「大変だった曲も吹けそうだ」
という洞察が得られて

4.その洞察から演奏したら
「もっと音楽がやりたいんだ…!」
という自己理解に至りました。

その思いで楽器を見つめ
感情を味わった後で演奏された音楽は
聴衆を涙させるのに十分でした。

その間トミー先生はずっと
ガイドし続けていました。

本当に、美しかった。

こんなふうに話をシンプルにしてしまうには
もったいないくらい
毎回毎回演奏が変わっていって
それぞれに、美しかったのです。


このレッスンから学んだことを元に
今まで経験してきた場面を振り返ると

生徒さんが洞察や自己理解について
お話しているときに
美しさや深みが生まれる気がします。

そんなレッスンができるようになるために
まずは自分がこのステップをたどれるよう
探求したいと思います♪

 

アレクサンダー・テクニーク教師になりました

1600時間のトレーニングを終え
先日のゴールデンウィーク合宿で
卒業式を迎えました。

ボディチャンスだからこそ出会えた人たちが
たくさんいて
先生方や仲間のおかげで
ここまで続けることができました。

どうしたら伝え切れるのかわからないくらい
感謝しています。

今回来日のトミー先生の授業で
自分のことや教えることについて発見し続けていて
一区切りではあるけれど、終わりはないんだなぁ…
と、つくづく思います。

そのとき
また向き合うのかい!とウンザリしてもいいし
こんな可能性がある!とワクワクしてもいい。

反応を自分で選べるって
なんてパワフルなんでしょう。

今は授業に出続けつつ
教える活動を準備中です。

ボディチャンス弦楽器チームと
なにかできたら楽しそうだし
12年の英語教師生活を生かして
学校の先生の力にもなりたいし
英語自体も教えたいと思っています。

形になったら、お知らせしますね♪


<毎日更新中の学校教員向けブログはこちら>

beyouteaching.hatenablog.com

「あぶない!」の役に立たなさ

信号待ちをしていたら
「あぶない!」と言われました。
…自動音声でした。

こんにちは!Miyukiです。

「あぶない!信号が まだ 赤です」
早めに一歩前に出てしまったようです。
おっとっと。無事でした。

青になったら音楽が鳴るのと同じ
目の不自由な方のための設備なのかな。
すごい技術。初めて見ました。


後から気になったのが
「あぶない!」と聞いた瞬間
自分は何をしていたか?ということ。

あぶない?!え?何が?!?

状況が把握できるまでは
とりあえず立ち止まっていました。

危険を感じているので
驚きと不安で
全身も固まっていたと思います。

この音声、かなりゆっくり読まれます。
最後まで聞いてやっと
「あぁ、そういうことか」とわかり
一歩下がるまでに、数秒。

「あぶない!」って
危険ということだけはわかるけれど
それについてどうしたらいいかは伝えない。
情報が足りないと思うのです。

さらなる情報収集の間に固まってたら
かえって危険なときもあるのでは?

危険の回避を目的にするなら
どんな言い方があるだろう?

例えば「一歩下がって。あぶないですよ」
と聞こえてきたら、とりあえず一歩下がるかも。

安全を確保した後で
「信号がまだ赤でしたよ」と解説してもらえたら
私だったら、いいかも。


とはいえ、見ている側にしたら
切迫感からつい第一声に
「あぶない!」と言ってしまいそうです。

強い刺激に自分が反応している中で
起きてほしい動きを伝えるって
チャレンジだなぁ。

レッスンで使っていることばについても
考える機会になりました♪

 

意志力育成!○○○チャレンジ

グレッグ先生直伝のやり方を
試してみたレポートです。

こんにちは!Miyukiです。

「利き手でない方の手を使って
特定の動作を意識的に行うことで
意志力を育成できる」

つまり「普段と違う不慣れな動きを
頭脊椎自分全体のことを考え続けながら
やってみようよ」
というチャレンジですね。

このお話を聞いた生徒さんの一人が
利き手と逆の手で作ったカップケーキを
クラスで差し入れしたのだそうです!

他にもサラダを作ってみる人が出たりと
盛り上がってきたので
私もやってみることにしました。

作るのは
レシピを教わったココナッツカップケーキ。
ちなみにグルテンフリー、乳製品フリーです♪

「逆の手チャレンジ」の結果を
作業難易度、低→中→高の順に発表します。

難易度 低:混ぜる
これは普段から
疲れると泡だて器を持ちかえたりしてるので
簡単でした。

慣れたら
「右手と同じくらいスムーズ!」と思える瞬間もあり
面白かったです。

難易度 中:刻む
デーツを荒く刻むことになっており
荒くはできるけど、繊細なのは大変かなぁという感じ。
狙ったところにいかないし
余計な力も入りがちでした。

そもそも切り始めの場所が決まらず
一度右手に持ち替えて
普段どうやっているのか確かめる必要がありました。

難易度 高:ハサミで切る
ココナッツクリームの紙パックを開けるために
角を斜めに切るのが
地味に一番大変だった!

他の作業のときは
「(頭が動けて全体がついてきて)
包丁がリードして三頭筋の仕事」
といった動きのプランが思い浮かぶのですが

ハサミの場合、ブレたら確実にこぼれるし
かといってどんな角度で当てたらいいのか
どのくらい力を入れたらいいのか見当もつかず。

そこでどうしたかというと
「(動きのプランは全然わかんないから)
とにかく頭と自分全体は動ける!」
ということだけ全力で考えました。

…恐れていたわりにはめっちゃ上手く行き
なぜできたのかわからないという
新しい体験ができました。

ちなみにグレッグ先生ご自身は
逆の手で数カ月の間
ヒゲを剃っていたそうです。
…さすが、かなりのチャレンジャー。

もっとシンプルに
「逆の手でドアを開ける」
とかもOKだそうです。

次はどんなことを試してみようかな♪

 

思い出深いプランほど、使える。

地味に困っていたことを
クラスで相談しました。

こんにちは!Miyukiです。

私が愛用している魔法瓶式の水筒は
密閉力が高いゆえに
開けるのに結構力が要ります。

そして勢い余って
「キュッ」という音を立ててしまいます。

静かなところで「キュッ」はちょっと。
でもお茶は飲みたいし
なんとかならないものかと。

このときの先生は
第二ステージで「教える」練習中の洋介さん。
コントラバスが弾ける鍼灸師さんです。

親指の力を入れる方向を提案していただいたら
ほんのちょっとした変化で
スムーズに、音も立てずに
フタを開けることができました!

「すごーい!さすが身体の専門家☆
ありがとう~困ってたんだよ~~」
という感動が忘れられず

それ以来、水筒を開けるたび
「(頭が動けて自分全体がついてきて)
そうそう、親指こっちだったよね」
と、やっています。

思い出深いプランは、使い続けやすい。
と改めて思いました。

そして教師として
思い出深いレッスンて、どうやってできるのかな?
どうしたら印象に残って、使い続けてもらえるかな?
ということも探究していきたいです♪


☆洋介さんの、音楽家のための鍼灸マッサージ院は
江古田にあります☆

www.btune-hariq.com