いつもどこかに痛みを感じるバイオリン弾きのためのブログ

アレクサンダー・テクニークでラクになる日々

食べるのが楽しくなるボディマッピング♪

もっと静かにおせんべいを食べたい。
クラスでは、そんな相談もOKです◎

こんにちは!バイオリンのMiyukiです。

さて、まずはおせんべいを噛む
あごの動きについてですが
どんなイメージを持っていますか?

よくある誤解が
鳥のくちばしのように上にも下にも開く、というもの。
もしくはパックマンのような動き。
(↑画面のどこかでパクパクしてる黄色いのがパックマン

ですが人のあごは、そのようには動きません。
上あごは頭蓋骨の底の部分なので
実際動くのは、下あごなんです。

という動きを手でやってみたりして確認したあと
噛むのに合わせて先生が
「あご!あご!あご!」とずっと横で言い続ける中
おせんべいを食べてみることになりました。

すると
生徒さん:「今まではもっと力をかけて噛んでいました」
先生:「そういえば音も静かになったね。
静かに食べることを直接目指したわけでもないのに、不思議だね」

というわけであまりの変化に
「これはみんなにもやってみてほしい!」と
おせんべいを分けてくれました。(^o^)

ペアを組んで
相手に「あご!あご!あご!」と言い続けてもらいました。

すると、口の中の空間が広がって
おせんべいの破片が動く、動く!
力も少なくていいし、これは新しい…。

「優雅で、せんべいを食べてる感じじゃない」
とペアの相手に言われました。へえー!

噛むという動作はすでにやっていること。
でもそれをよりクリアにすることで
効率的な動きができるようになったんです。

ひょっとしてこれは、楽器を口に入れる時にも使えるのでは?

ぜひ試してみてください♪