いつもどこかに痛みを感じるバイオリン弾きのためのブログ

アレクサンダー・テクニークでラクになる日々

2014-01-01から1年間の記事一覧

肩当ての悩み解消への道。~④手作り肩当ての詳細

こんにちは!バイオリンのMiyukiです。今日は手作り肩当てについて、もう少し詳しく。 <素材について> バイオリン職人さんに相談したところ、タオルは良い選択のようです。高さ調節も容易ですし、楽器に負担をかけません。 スポンジを使う場合、ウレタンな…

実りある練習って、こういうこと。~バジル先生のレッスン

今日はバジル先生のレッスンレポート♪こんにちは!バイオリンのMiyukiです。 2014年6月21日、Body Thinkingのクラス。練習の進め方について、とても有益なヒントをいただきました。起きたことを順に書いていきますね。 --------------------(頭が動けて自分…

跳躍がラクに当たる!30秒ウォームアップエクササイズ

こんにちは!バイオリンのMiyukiです。手が小さ目の私でも、頑張らずにハイポジションがとれる。そんなエクササイズをご紹介します。 まずは実験。下から上のポジションに、とにかく力ずくで飛んでみてください。ていっ! そのときの左腕、どんな感じがしま…

肩当ての悩み解消への道。~③手作りしてみた

腕の動きをジャマしない肩当てが欲しい!なので、こんなこと初めてですが、作ってみることにしました。 こんにちは!バイオリンのMiyukiです。 ヴィヴィアン先生から、いくつかヒントをいただいていました。 ヒントその1、素材。DIYショップで売っている…

自分のやっていることに気づいた!~バジル先生のレッスン

こんにちは!バイオリンのMiyukiです。 2014年6月19日、バジル先生のThinking Bodyレッスンで座奏を見ていただきました。 先生の手と言葉についていくと、自分がどんどん上に、そして後ろに行く感じがしました。なんだか倒れてしまいそうです。 (頭が動けて…

肩当ての悩み解消への道。~②きっかけ

ブリッジ型肩当てにサヨナラ宣言♪ こんにちは!バイオリンのMiyukiです。 「プロでさえ悩んでない人はいない」とも言われている肩当て問題。 私にとって肩当ては、時に痛みの原因となり、時に演奏の最中に外れ、時に落下するもの。 本当は演奏を助けてくれる…

肩当ての悩み解消への道。~①序

こんにちは!バイオリンのMiyukiです。 突然ですが、私、ブリッジ型肩当てをやめます! 私の場合、響きが止まり、身体の動きが制限されてしまうとわかったからです。 探求は始まったばかりで、早速新たな場所に痛みが出たり、課題に直面したりしているところ…

動画で、ドキドキ。~③シンバル=布?!

スーパースローでドキドキ、第二弾。シンバル版も衝撃的でした。 Crash Cymbal in Slow Motion - YouTube アラジンのフライングカーペットみたいになっています! 打楽器のプロの方は、この振動を計算して叩いて響きを作っているんだろうな。すごい!

動画で、ドキドキ。~②弦=大縄跳び?!

弦って、左右に振動するイメージがありましたが。それをひっくり返す衝撃映像を見つけましたよ。 きっかけは、クラスメイトのコントラバス弾き、Takashiさんがツイートしていたチェロの発音、スーパースロー映像。http://www.youtube.com/watch?v=K0_4eCOgqk…

動画で、ドキドキ。~①無音グリュミオー

クラスメイトのドラマー、孝章さんがブログで紹介なさっていたアイディアです。 「オススメは、音を出さないで動きだけを見ること! 音の刺激がないで見ると新鮮です」 それはやったことなかった!と思い、一番お気に入りの動画を無音で見てみました。グリュ…

面白いように上手くいった日。~②その理由

この日の絶好調は、どこからきたのでしょう?何かいいことがあった?…いいえ、特には。体調がよかった?…いいえ、むしろ疲れていました。 秘密は、前日のジェレミー校長のレッスン。超特大の発見がありました。 このところ私は「大きな音を出そうとして頑張…

面白いように上手くいった日。

週末に、オーケストラの合奏がありました。 この日は絶好調!今までに学んだプランを次々繰り出すことができました。 例を挙げると・楽器をかまえたら、弓は身体の前を通って円を描くように持ってくる・左右の調節は、左肩を入れるより右手を持ってくる方が…

足りなかった弓が、余った!~バジル先生

オーケストラでよくある、長い音やフレーズをひと弓で弾くというケース。 弓が足りなくて苦戦するような音型では「弓をあんまりたくさん使わないようにしよう」「弓を節約しよう」と思って弾くのが一般的ですが。 「それどういう意味?弓ってお金なの?貯金…

もう移弦でバタバタしない!

移弦の悩みと言えばバタバタ、ワサワサ、ガタガタ、カクカク、ユラユラ…などなど。 それらを一掃できたプランをご紹介します♪ 1.楽器を構えたら、弦を見ます。 床に対してどんな角度で並んでいるかな? どのくらい弓を動かしたら、隣の弦に移れるかな? そ…

移弦って、どこをどうすること?~ヴィヴィアン先生

私は移弦が苦手です。ポジション移動で解決できるものならば…!と、移弦せずに済むフィンガリングを編み出す日々です。 でももう大丈夫!苦手な移弦がラクにできるアイディアをヴィヴィアン先生からいただきました。 さて、質問です。どこをどうしたら、移弦…

座奏をラクにするボディマッピング~「座る」とは

突然ですが、質問です。「座る」って?身体のどこをどうすると、座れるんでしょう? ……。 正解は「足首と膝と股関節を曲げていき、お尻が椅子の座面に着く」です。 さて。足首と膝はわかりやすいのですが、股関節はどこにあるのでしょう? 以前『譜めくりを…

椅子と仲良く。

椅子と闘っても必ず負けるよ。だって変わってくれないもの。 Body Chance校長 ジェレミー・チャンス 椅子が演奏に欠かせない楽器があります。管楽器ならチューバ、弦楽器ならチェロが代表。 オーケストラで演奏する方なら、やたら前のめりになる古ーいパイプ…

チェロ弾きさんにオススメの記事。

クラスメイトの清野佳子さん。楽器はチェロ。Body Chance音楽プロコースで唯一!です。プロプレーヤーさんであり、教えてもいらっしゃいます。 お人柄通りのエレガントでやさしいブログで、ヴィヴィアン先生のレッスンをレポートなさっています。チェロ弾き…

共鳴。

所属オケの、チェロ協奏曲の練習。座席はトップサイド。ある瞬間、自分の楽器がすごく響きました。 もしや私、上手くなった?!というのは錯覚で(^^;チェリストさんと同じ旋律だったのでした。共鳴です。 そんな体験から思い出したことがあります。ジャズシ…

見なくても、弾けた!②

目隠しをしても弾けた、しかもむしろ上手く行った(!)という前回の話についてもう少し考えてみました。 これって、見るのはやめたほうがいい、ということではなくて、何のために見るか?という目的が大切なのだと思います。 「見るといい→本当に上手くいく…

やさしさと美しさ。~ルシア・ウォーカー先生

2014年4月29日、石井ゆりこ先生が企画してくださった、ルシア・ウォーカー先生の一日ワークショップに参加してきました。先生のやさしさと美しさに参ってしまいました。素晴らしい体験でした!この日はブラームスの4番4楽章のフレーズを見ていただくことにし…

見なくても、弾けた!~手を信頼する

2014年4月17日。初めてお目にかかるヴィヴィアン・マッキー先生。あんなふうに自由に穏やかにパワフルに年を重ねられたら素敵です^^パブロ・カザルスに師事された頃のお話にも、くぎづけでした。 さて、前回の続きです。ヴィヴィアン先生が取り出したもの、…

見たら、弾けた!

一本の弦の上を駆け上がるフレーズで、昨年末にバジル先生にいただいたアイディアです。2013年12月29日に、こんなふうにツイートしました: 三段論法: ①バイオリンの音程を生み出すのは左手②「見る」ことが体のイメージ作りを助け、効率的な動きを生む③じゃ…

今日は発表会。~③まとめ

Body Chanceで学び始めて2年目。発表会を終えて思うことは、演奏のためにできることの選択肢が増えたということです。 「とにかく練習する」の他に「休む」「やりたい時にやる」「痛みが出たらやめる」「弾かなくても楽器を手に取る」「やりたいことを考える…

今日は発表会。~②いよいよ本番編

自分の出番が近づいて、用意をしようと席を立つと。それまでの落ち着きが幻のように、緊張が始まりました。 どれくらいかというと、靴を履き替え忘れるくらいです…(ギリギリ間に合いました!)。 とりあえず、動いてアドレナリンを使ってみました。そして手…

今日は発表会。~①当日朝編

まさかの前日練習ナシで迎えた本番当日。それにしては、落ち着いていました。 早起きしました。スープを作って食べました。洗濯をしました。自分の面倒、見まくりです。 さすがに時間切れになって、音出しはリハーサル待ちの間にしようと決めて、「ボールは…

明日は発表会。

2014年4月20日。バイオリンの先生の門下生発表会に出演させていただきました。 アレクサンダー・テクニークを駆使して臨みました。結果、とても楽しく演奏でき、充実感でいっぱいです。 というわけで、発表会を振り返って、役に立ったプランをシェアしたいと…

何でもできる気になった話。

定義を保留&「○○している私」、続行中のMiyukiです。今日はこんなことに使ってみましたよ。 ケースを開けたら、A線が切れていました…。がーん!しかも私、弦を張るのが大の苦手なのに!! うわあん(T_T)となりかけたところで、気づきます。そうだ、こんな時…

きっかけ。

思い返せばきっかけは、1冊の本でした。 「音楽家のための アレクサンダー・テクニーク入門」ペドロ・デ・アルカンタラ著 [http://] 「アレクサンダー・テクニークってヤマハでも書籍コーナーがあってあがりにも役立つみたいだから読んでるんだ」と、あがり…

使えるプランだらけ♪~江利子先生個人レッスン②

多すぎて、箇条書き!提案していただいたアイディアを一気にご紹介します。 ◎楽器を持ち上げる時、かまえる時に、どうしたいか考えて。 ◎腕は長い。肩甲骨は外側に行ける。 ◎細かい音符が続くところは脚を仲間に入れると良い。 ◎手の骨はいっぱいある。手首…