いつもどこかに痛みを感じるバイオリン弾きのためのブログ

アレクサンダー・テクニークでラクになる日々

実践レポート~「○○している私」と思ってみた

ステージに向かって歩いていき、おじぎをする。
その時あなたは「ステージに向かって歩いている自分」になる。
それだけが事実。その事実を生きれば、観客はその姿に惹きつけられる。
                                                  Body Chance校長 ジェレミー・チャンス

こんなアクティビティで始まった、
2014年3月30日の音楽プロコース合同ワークショップ。
「今ある自分とともにあること」
というテーマが繰り返し登場しました。

壮大なテーマ。
でもまずは、「○○している私」と思う所から始めてみることに。

すると、日常の作業が早く終わることに気づきます。お風呂とか、お料理とか。
あれ?もう終わってる?!って思うのです。

なぜ?

「かたーい岩塩ミルをひいている私」(笑)の時に気がつきました。
やっていることをはっきりさせることで、動きの効率が上がるようです。

意図が明確になるから、という側面もあると思います。
前回人混みでスイスイ歩けた、というお話をしましたが、
それはきっと「人混みが苦手でテンション下がってる私」から
「Body Chanceスタジオに行くために歩いている私」になったからでしょう。

人は、過去にも未来にも目を向けることができます。
でもそれだと、今ここから離れてしまう。

「○○している私」が今この瞬間の事実。
少しずつ、実感しています。

☆ちなみに演奏中も「バイオリンを弾いている私」、楽しいですよ^^
「この曲のカッコイイところを弾いている私」とかね♪☆