いつもどこかに痛みを感じるバイオリン弾きのためのブログ

アレクサンダー・テクニークでラクになる日々

「喉を痛めても声が出せるように」でなく

喉が痛い。声が出ない。
そして、声を使う必要がある。

そんなとき
アレクサンダーを使えば声が出るようになるのか?

由香先生は、違うアプローチをとりました。

「今の喉の状態を守るために
アレクサンダーを使いましょう。
喉には喉のご都合があるんだから」

声帯にやさしい空気を出すために
肋骨や胴体が動く。
喉の粘膜は
空気を通過させるだけ。

「喉を痛めても声が出せるように」ではなくて
自分のシステムが病気を治すパワーを守るために。
そんなふうにも、アレクサンダーは使えるのですね。

レッスンの結果、クラスメイトの声は
だいぶ出るようになっていましたが
引き続き、お大事に。