いつもどこかに痛みを感じるバイオリン弾きのためのブログ

アレクサンダー・テクニークでラクになる日々

跳躍がラクに当たる!30秒ウォームアップエクササイズ

こんにちは!バイオリンのMiyukiです。
手が小さ目の私でも、頑張らずにハイポジションがとれる。
そんなエクササイズをご紹介します。

まずは実験。
下から上のポジションに、とにかく力ずくで飛んでみてください。
ていっ!

そのときの左腕、どんな感じがしますか?
私の場合、肩がぎゅっと縮まって、上腕がつっぱります。

それを解消するために役に立つのが、腕の動きを確認することです。
ハイポジションに行く=手を顔の方に持ってくる動き。
ひとつずつ、やってみましょう。

①肘の屈曲:肘を曲げる動き。
 楽器をかまえる時にはすでに曲がっていますが、
 もっと曲げることで、手が顔の方に行きますよね。

②肩の内転:肘が身体の中心寄りに来ます。
 これ、肩の仕事なんです。

③肘の回外:親指をクルンと向こうへやる動き。
 指を弦に置くための調整です。

①②③で、手がものすごく顔の近くまで来るのがわかるでしょうか。
しかも、どこにもつっぱりを感じません。

ムリな力が入らずに済むので指が動きやすく、音程も楽器も安定します。
ぜひ試してみてください♪

☆ポイントは☆
「実際に跳躍する瞬間には上記のことを全て忘れる」ということです!

(頭が動けて自分が全部ついてきて)
<出したい音を思い浮かべて>
「腕全部でそこへ行く!」と思うだけでOKです。
微調整は、身体がしてくれますのでね。

☆跳躍が怖い!そんな気持ちに対処するヒントはこちら☆
http://blog.livedoor.jp/celloseino/archives/8094513.html
チェロと歩む『跳躍音程・ポジション移動』