失敗できないプレッシャーに!まず○○の維持
「卒業式で生徒の氏名を読み上げます」
というレッスンがありました。
こんにちは!Miyukiです。
読み上げ…。
担任の緊張度が最も高まる瞬間です。
そんなときも、まずは望みからスタート。
Q.どんな風に読みたいの?
A.最後にフルネームで呼ぶ機会なので
愛情を伝えたいです。
→OK!そのために声を出しましょう。
そして
その人に合った身体の使い方を探っていきます。
Q.呼吸で動く場所は?
→立ち方を工夫して
全身、特に背中が動きやすいように。
Q.目線はどこを見ている?
→名表を見ながらも、ひとりひとりの顔や
空間全体をイメージしましょう。
Q.名表を見えるところまで持って行く腕の動きは?
→色々な通り道がありますね。
さて、ここまでで
色々試して役には立っているものの
なかなか満足するところまで行かず。
特に、呼吸が浅いままのようです。
どうしてだろう?
どうやら
・絶対読み間違えられない!
・名前を飛ばしたら大変!
・列席者から注目されまくり!!
という気持ちが
身体全体を動きづらくしているようです。
そんなときは
まず、生命の維持!
恐れや不安があるとき身体は
生命が危険にさらされていると判断し
襲われるのに備えて生理状態が変化します。
ドキドキしたりも、その一部。
でもよく考えたら
ステージで取って食われたりはしません。
やりたいパフォーマンスのためには
固まっている場合ではないのです。
そんなとき役に立つのが
「動いていいよ」プラン!
身体のあちこちをほん~の少しずつ
ずっと動かし続けます。
立ったまま足首で揺れたり
膝をちょっと曲げ伸ばししたり。
パッと見では、意外とバレないんですよ。
互いを見て実験し、確認しました。
ちなみに
「動ける」と思うだけでも変わります。
心の中で(頭が動けて、膝も動けて、腕も動けて…)
などと思うだけで、微細な動きが起きます。
じ~っと見つめてようやくわかるくらい。
というわけで
「動いていいよ」プランで読み上げを試してみると
動いちゃいけない!と思っていた時に比べて
格段に声が響くようになりました♪
卒業式当日は
相談者さんの愛情が伝わるといいな(^^)
そしてこの「動いていいよ」プランは
式典だからじっとしてなきゃ!っていう時にも
役に立ちそうです。