いつもどこかに痛みを感じるバイオリン弾きのためのブログ

アレクサンダー・テクニークでラクになる日々

外から聞こえてくる音が気になるとき

音楽スタジオで授業を受けていたときのことです。

下の階からラフマニノフの2番のフレーズが
聞こえてきました。

同じところを繰り返し演奏するのは
レッスンの構造上そういうもんだと
わかってはいるのだけれど

過去に演奏したことがあって
良く知っている曲なので
聞こえてくるたびにそっちに意識が
持って行かれてしまって
集中を保てず、困っていました。

それをその場で相談。
(授業では、そういうのもアリです)

そんなときは
「自分の立場を強く感じられる物語を
見つける」!

「私は注意散漫になっている」
と思っていると
ガッカリとイライラが増していくけれど

「ランダムな刺激に負けない訓練中!」
とか
「今、前頭前野を鍛えています!」
とか思えたら
刺激にただ反応する代わりに
自分の行動を主体的に選択できます。

(ちなみに前頭前野は意志力を司る脳の部分で
瞑想で鍛えられるそうです)

教えていただいたおかげで
「私のスキルアップのために
むしろ聞こえてきてほしい」
ぐらいの気持ちの変化が。

実際聞こえてきた時も
全然大丈夫になりました♪
めでたしめでたし。