登場人物を生きる
「カルメン、ホセが来てるの。逃げて!」
歌い手さんのレッスンが
とっても印象に残っています。
こんにちは!Miyukiです。
「ひとこと言っただけでも
カルメンは逃げてくれる」
この提案で、音楽がガラリと変わりました。
舞台芸術のエキスパート
キャシー先生の解説です:
「それぞれの登場人物が
それぞれの望みのために戦っているけれど
プロットがそれに応えるとは限らない」
「一人一人がそれぞれ
欲しい物のために戦う
そうすることで、曲の全体像が現れる」
なるほど。
「カルメンの命を救う」という動詞が
明確になったから
キャラクターが生き生きし始めたのですね。
結末を知りながら
舞台でその人物を生きる役者さんの
すごさを垣間見た瞬間でした。