いつもどこかに痛みを感じるバイオリン弾きのためのブログ

アレクサンダー・テクニークでラクになる日々

「あぶない!」の役に立たなさ

信号待ちをしていたら
「あぶない!」と言われました。
…自動音声でした。

こんにちは!Miyukiです。

「あぶない!信号が まだ 赤です」
早めに一歩前に出てしまったようです。
おっとっと。無事でした。

青になったら音楽が鳴るのと同じ
目の不自由な方のための設備なのかな。
すごい技術。初めて見ました。


後から気になったのが
「あぶない!」と聞いた瞬間
自分は何をしていたか?ということ。

あぶない?!え?何が?!?

状況が把握できるまでは
とりあえず立ち止まっていました。

危険を感じているので
驚きと不安で
全身も固まっていたと思います。

この音声、かなりゆっくり読まれます。
最後まで聞いてやっと
「あぁ、そういうことか」とわかり
一歩下がるまでに、数秒。

「あぶない!」って
危険ということだけはわかるけれど
それについてどうしたらいいかは伝えない。
情報が足りないと思うのです。

さらなる情報収集の間に固まってたら
かえって危険なときもあるのでは?

危険の回避を目的にするなら
どんな言い方があるだろう?

例えば「一歩下がって。あぶないですよ」
と聞こえてきたら、とりあえず一歩下がるかも。

安全を確保した後で
「信号がまだ赤でしたよ」と解説してもらえたら
私だったら、いいかも。


とはいえ、見ている側にしたら
切迫感からつい第一声に
「あぶない!」と言ってしまいそうです。

強い刺激に自分が反応している中で
起きてほしい動きを伝えるって
チャレンジだなぁ。

レッスンで使っていることばについても
考える機会になりました♪