小指薬指のパワーを生むボディマッピング
伸ばしても届かない。
押さえる力が足りない。
そんな悩みが解決したきっかけは
ドラマーさんのレッスンでした。
こんにちは!バイオリンのMiyukiです。
ドラマーさんのお悩みは
スティックの握り方。
叩き続けていると手首が痛いのだそうです。
由香先生の提案は
「握る時、小指薬指が
ひじの方に向かう」
指を曲げるためについている筋肉の方へ
向けた方が効率的だからです。
指の筋肉は、遠隔操作。
例えば、ひじ付近から始まり前腕を通り
手首のところで枝分かれして
親指以外の4本に行く筋肉がありますが
もし、パワーを生む太い筋肉を
指自体につけてしまったら
繊細な動きができないので
そうなっています。
(画像を見たくなった方は
「指 屈筋」で検索を☆)
「これは使えそうです!」と喜ぶドラマーさん。
なるほどー、と自分の左手を見ていて
ハッと気がつきました。
私の小指薬指は、ほんの少しだけど
ひじでなく親指方向に向かっています。
そして、ひじに向かわせてみると
動かしやすい。
…ひょっとしてこれは
バイオリンでも使えるかも!
後で試してみたら、予想通り。
遠くまで届くしパワーは増すし
それぞれが独立して動けるから指も回ります。
このちょっとした向きの違いで生まれた距離を
手首や肩で補っていたから
左腕全体が大変だったんだなぁ…。
ほんのちょっとしたことで
演奏が変わるのが毎回面白いです♪
そして、楽器を持って行かなかった日にさえ
演奏のアイディアが持って帰れちゃう楽しさ。
ボディチャンスに来てよかったです^^
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