いつもどこかに痛みを感じるバイオリン弾きのためのブログ

アレクサンダー・テクニークでラクになる日々

百万通りの正解。

正しいやり方は、百万通りある。
(キャシー先生)


この言葉を
洋食屋さんで思い出しました。

こんにちは!バイオリンのMiyukiです。

座った席は、シェフたちの目の前でした。

私は、ものが作られるところを見るのが大好きです。
ピザ屋さんやインド料理屋さん
もみじ饅頭を焼く機械などがあると
ガラスにずーっと張りついています。

その日も、あざやかなフライパンさばきに感動していました。
オムライスが美しく仕上がっていきます。

腕がとても効率良く使えていて
指、手首、肘、肩の順にフライパンについていく。
素敵~。

でも一方で
(前かがみになるなら
ウエストじゃなく股関節から行ったほうが…)
とか

(腕を後ろにやるなら
肩関節が使えるのにな…)
とか

もっと効率良くできそうなアイディアが浮かんできます。

以前の私なら
「なんとかしたい!知ってもらいたい~!!」と
こぶしを握ってしまうところなのですが
その日の反応は違いました。

「それだけ、腕を前側で使うことを訓練されているんだね。
すごいなぁ。尊敬!」

だって、美味しいお料理を作るという目的は達成しているのだから
今起きている動きは正解、かつ完璧。

「いつもどの瞬間の動きも、完璧なのよ」という
キャシー先生の言葉が実感できました。

(でももしもっとラクにやりたいという望みがあったり
万が一痛みが出たりしたときには
アレクサンダー・テクニークをぜひどうぞ…)

心の中でこっそりつぶやきました。

…ハンバーグ美味しかったです♪