いつもどこかに痛みを感じるバイオリン弾きのためのブログ

アレクサンダー・テクニークでラクになる日々

「楽器を支える」をアップデート!バイオリンが置ける棚とは

「バイオリンが置ける棚を前に作りたいんだよね」
と、由香先生が言いました。

こんにちは!バイオリンのMiyukiです。

アイディアをいただいたのは、ノートを見返したらなんと4月。
8月の今日になって
これか!とやっと実感できました。

すぐできるのも嬉しいけど
そういうことだったのか!と後になってわかる瞬間も楽しいです。

レッスンはこんなふうに進みました。
「 」に入っているのがプランです。

「鎖骨を支えているのは肋骨」
鎖骨肩甲骨は肋骨の上にふんわりのっているだけ。
大きな動きに対応できる構造になっています。
(このサイトの図がわかりやすかった↓)

http://www.kanmedi.net/pnf/2009/04/post_40.html

というマッピングを思い出した上で

「鎖骨胸骨が楽器を迎えに行ってもいい」
前へならえすると、一緒に前に行きますよね。その感じ。

そして、鎖骨胸骨を支えているのが肋骨ならば
「弓は鎖骨胸骨を弾く」

弓を置く時、動かす時は
「大胸筋!大胸筋!」

大胸筋は、別名、ハグする筋肉。
ティーカップを自分の方に持ってくるときに練習できます。
楽器をハグしても練習できます。
チェロ弾きさん、やりやすくていいなぁ。

さて、これらを総動員して演奏してみると
楽器を構える時にちょっと後ろに逃げたり
弓を置く時に楽器を下げたりしてしまうのを
見事に防いでくれて、弾きやすい~!

「バイオリンが置ける棚を前に作りたいんだよね」が
このレッスンのまとめの言葉で
折に触れて思い出してはいたのですが
今日弾いていて、やっとわかりました。

肋骨の支えがあるんだから
頭でぎゅっと押さえつけなくてもいい。

肩をすくめて上にあげたら疲れるけど
腕と一緒に肩甲骨と鎖骨が前&上に行けば
バイオリンをそこに置ける。

まさに「棚」!

鏡を見て、なんか見覚えがあると思ったら
…あ、師匠。私のバイオリンの先生っぽかったです。(^^)

棚に置くだけだからラクだし、安定感が抜群です。
肩当てナシで弾くのに、ものすごく役立ちました♪
由香先生ありがとうございました!