いつもどこかに痛みを感じるバイオリン弾きのためのブログ

アレクサンダー・テクニークでラクになる日々

さらえてないのに本番が!という時に考えたいこと〜ケン先生

満足いくまで練習して本番にのぞむ。
毎回それができたら最高だけど、そうもいかなくて…
という時に。

こんにちは!バイオリンのMiyukiです。

コントラバスの、とても難しいパッセージ。
「さらえてなくて…」とがっかり気味のクラスメイトに
ケン先生が提案します。

コントラバスの達人になったつもりで弾いてみて」
…えー。
達人、ですか?しかもこのタイミングで?!

やってみると、随分スムーズになりつつもご本人は
「うーん、
音を間違えた場所がどうしても気になって…」
とのこと。

そんな時には
バックポケットプランを用意しておけば大丈夫♪
(詳しくはこちら)

ということで
「出ている音に関係なく、自分は達人だと思ってみて」

さらには
「間違えたら自分じゃなくて楽器のせい」(!)
を付け加えたところ

「…弾けますね!」と、笑顔に(^^)

なぜ??

「さらえてない」という考えは
ストレスになるだけで
演奏において何の役にも立っていませんでした。

だったら手放してしまいましょう!
そのためのプランが「達人になったつもり」でした。

「◯◯という考えは何の役にも立っていない」。
これって
色々な場面で応用できそうで、ワクワクしています^ ^

例えば、やることリストがぎゅうぎゅうの時。
「あれもこれもやらなくちゃ」という考えは
何かの役に立っているでしょうか?

例えば、遅刻しそうな時。
電車の中で「早く行かなくちゃ」と思うことは
何かの役に立っているでしょうか?

満足のいく状況じゃなくても
今ここでできることを考えて
ひとつでも始められたら

その分だけ、目標に近づくことができます。

今いる場所から、望みに向かって一歩踏み出す。
それがアレクサンダー・テクニークの極意、
「建設的に考える」ということ。

それを可能にしてくれる
とても有益なヒントをいただきました♪

 

「心地よく 自分らしく音楽したいひとのためのワークショップ~カラダ編」
開催概要はこちら:

http://vnmiyuki.hatenablog.com/entries/2015/01/12

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