いつもどこかに痛みを感じるバイオリン弾きのためのブログ

アレクサンダー・テクニークでラクになる日々

腕が自由に動ける体操~由香先生

腕ってこんなに動けるんですよ!
と実感できる体操を、由香先生から習いました♪

こんにちは!バイオリンのMiyukiです。

<腕が自由に動ける体操>

①腕を上げます。
 肩甲骨は、下げたまま。

②わきの下に、もう一方の手のひらを当てて
 そのあたりをガッと掴みます。

③「鎖骨と肩甲骨はここから離れて上に行けるんだよ~」
 と思いながら、さらに上に向かって腕を伸ばします。
 掴んだ方の手で、上に引き上げるような感じです。

④ひじを前に向けて、腕を下ろします。

 

ちなみに、腕を下ろした時の肩の高さが本来の位置。
私の場合、普段より上に感じます。
ということは、下げていたんですね
(そういえば、グレッグ先生にも指摘されました…)。

さて、③の
「鎖骨と肩甲骨は、わきの下から離れて上に行ける」
についてもう少し詳しく。

③は、「鎖骨と肩甲骨は胴体」と誤解している人のための運動です。
胴体ではなくて、腕の一部なんです。

鎖骨が接しているのは、胸の真ん中の胸骨と、肩甲骨。
位置は、肋骨の上に浮いているような感じです。

肩甲骨は、鎖骨と上腕骨に接しています。
肋骨にはくっついていなくて、乗っかっているだけ。

肩甲骨は肋骨のカーブに沿って、前や上にスライドします。
パートナーの背中、肩甲骨のあたりに手を置いて
腕を色々な方向に動かしてもらうと
追いかけきれないくらいに動きます。

ヴィヴィアン先生が
「腕構造は、肋骨の上で休んでいるのよ」
とおっしゃっていたのは、このことだったんですね!

ストレッチのようでスッキリするこの体操。
ぜひ試してみてください♪