簡単な質問から始めるアレクサンダー・テクニーク
Q.頭はどこにあるでしょう?
A.背骨のてっぺんです。
(グレッグ先生)
当たり前と言えば当たり前のこんなやりとりで、
身体が動きやすくなりました!
こんにちは!バイオリンのMiyukiです。
アレクサンダー・テクニークの仕組みの中に
「頭の動きが身体の動きを全部決めている」
というものがあります。
頭って、5kgぐらいあって。
固定したりぎゅっと押し下げたりすると、
身体全体が固まってしまうんです。
実験してみましょう。
①両手を見えるところまで持ってきて、指を動かします。
②「頭を固定しよう。動けないようにしよう」と思って指を動かします。
③「頭を固定しなくていいや。動けるようにしてあげよう」
と思って指を動かします。
私の感想:
①うん、ふつう。
②う、動かない…。
③あれ?①より速くラクに動く?!
さて、同じような感想を持った方は
ここで思い出してほしいんです。
今、「指を動けなくしてやろう」と思いましたか?
いいえ。思ったのは、
「頭を動けないようにしよう」でしたね。
楽器を弾く時にそんなこと思ってないけど(笑)
でも、例えば楽器を固定しようとして
必要以上に頭を押し下げてしまう。
その無意識の動きが、指の動きをジャマしているとしたら?
大変!とっても困ります…。
なので
「頭が動けて~」と思ってから演奏したりするわけですが。
この
「頭が動けるようにしてあげよう」。
自分でも時々どうしていいかわからなくなります。
できているのかな?と確かめようとして、
かえって固まってしまったり…。
そんな時に役に立ったのが、グレッグ先生の質問でした。
「Q.頭は、空間の中でどこにあるでしょう?」
なんだかよくわからなくても、質問することならできます。
「A.背骨のてっぺんです。」
知ってる!(笑)
そんなふうに書きながら、
今この瞬間も呼吸がラクになったりしています(^^)
グレッグ先生ありがとうございます!
☆もっと詳しく知りたい方はこちら☆
バジル先生:
BodyChance大阪スタジオのUSK先生:
頭と脊椎が大切な理由~カラダの地図作り~|『カラダのレシピ』 ドラム アレクサンダーテクニーク