いつもどこかに痛みを感じるバイオリン弾きのためのブログ

アレクサンダー・テクニークでラクになる日々

ミスしても音楽しつづけられるヒント。~④ケン先生

失敗なんてない。
前回言っておきながら、ですが(^^;

「あっ、ミスした!今のナシ!」
って思うかわりにできることをご紹介します。

こんにちは!バイオリンのMiyukiです。

サーカスで空中ブランコや綱渡りをする人が
最初に学ぶことって何だと思いますか?

それは、失敗してネットに落ちてしまった時に
両手を挙げてニッコリして
「失敗しました!ありがとう^^」と言うこと。

失敗に対する反応としてよくあるのが
首をすくめたりして身体を縮め、
「申し訳なく思っています」感を出すことなのですが。

それで動きがよくなることはないんです。

そんなことより、
もう一度やってみることのほうがよっぽど大切。

そのために
・両手を挙げて「手放しました」と宣言する。
・ニッコリして「大丈夫だよ」と自分に知らせる。
それがこの『失敗のお辞儀』なのです。

「会議でミスしたら、机の下でこっそり指一本でもいいからやってみて!」
という提案も面白かったです。
本当に大丈夫なんだと脳にわからせるためには、
実際に身体を動かすことが大切だからだそうです。

TEDで講演を見ることができます(英語です)↓
『失敗のお辞儀(Failure Bow)』
http://www.youtube.com/watch?v=cXuD2zHVeB0

ミスしてネガティブになってしまった時、
気分を替えるアイディアでした。
ケン先生、ありがとうございました!