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「バイオリン指」は持ち続けよう?!~キャシー先生

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こんにちは!バイオリンのMiyukiです。

2014年7月21日、
キャシー先生によるヨガワークショップに参加してきました。

ヨガの先生に何度も指摘されていたので
「手のひらを床についたとき、指が曲がったままになってしまう」
と相談しました。

すると意外な答えが。

「それはバイオリン指ね。
あなたの場合はそれで十分平らよ」

…バイオリン指?!

こういった現象をキャシー先生は
「学んで繰り返し練習したプラン」と呼んで
ポジティブなものと捉えます
(英語はstudied-rehearsed plan)。

バイオリンを弾く時は、指を曲げます。
日常よく行う動作に有利なように構造が変化し、
指を伸ばすよりも曲げる方が得意な手になっている
というわけです。

手が床にぺったりつかない問題については
(頭が動けて自分が全部ついてきて)
「手が床の形に添う」
をやってみたところ、だいぶ床との接地面積が増えました。

「バイオリン指なんだ、って知っただけでも
だいぶ可動性が増えたわね」とキャシー先生。

ただ、指はまだ若干曲がったままです。
なので先生に言いました。

「でも先生、指全体が床についたほうが
体重を支えるのに効率的だから、もっと平らにしたいです」

こんなふうに、と指を伸ばしたとき、
先生の手がすぐに私を止めました。
「しなくていいわ」

自分の構造を超えて指を伸ばそうとした瞬間、
私の身体が固まったのだそうです。
…全然気付かなかった。

「その人の構造のまま、やればいいのよ。
バイオリン指は持ち続けたいでしょう?」

…はい!先生ありがとうございます♪

それにしても
自分の構造を超えて何かをしようとすると、
身体が固まって教えてくれるとは。
他のことにも当てはまりそうで、どきどきしています。

深すぎるキャシー先生の授業レポート。
また書きますねー♪