いつもどこかに痛みを感じるバイオリン弾きのためのブログ

アレクサンダー・テクニークでラクになる日々

肩当ての悩み解消への道。~⑧あご当て選び

ブリッジ型肩当てとサヨナラするには、新しいあご当てが必要でした。

こんにちは!バイオリンのMiyukiです。

あご当てを色々試させていただけるということで、
学生の頃からお世話になっているバイオリン職人さんの工房に行ってきました。

あご当て選びがこんなに繊細な作業だったとは!
相談して本当によかったです。

違いがとっても面白かったので、
順を追ってご紹介しますね。

①今よりちょっと真ん中よりにつくタイプ。
 結構しっくり。顔を持って行くとすぐあご当てがある感じ。
 でも職人さんいわく「この位置は通り過ぎてる」
 ↑もっと中心に行ったほうがいいとのこと。

②だいぶ真ん中につくタイプ。高さが相当ある。
 すごい違和感、しかもものすごく音が変わった!
 変わりすぎてよいのか悪いのか、好きか嫌いかもわからない…。
 「よさそうなので突き詰めたい感じだけど…」
 調整するも、私というより楽器に合わず断念。

③ガルネリタイプその1。先生のに似た、ひっかかりのある形。
 音は好み。形もいいかもしれない。
 合わない人もいる形状の金具だけれど、私は大丈夫だった。

④ガルネリタイプその2。③の金具違い。
 なんか、ふつー…。フィット感はアリ。
 「音よりも、あごが当たる位置で選んでくださいね」
 …なるほど。

⑤ガルネリタイプその3。
 音が開放的すぎるかも。そして、あごが当たる位置がいまひとつ。
 内側の、お皿がないところに当たってしまう。

その後、③と⑤を、再び。
だんだん違いがわからなくなってきました。
ガルネリタイプに慣れたとも言うかもしれない。

そして、ようやく出会いが。

⑥ガルネリタイプ、素材違い。黒檀ではなくローズウッド。
 これがヒット!かまえた時からとてもラク。「響きがよくなりましたね。
 ラクに弾けるようになったからなのか、素材が合っているのか」

試奏6つ目にしてこれに決定しました♪

長時間お付き合いくださった(匿名をご希望の)職人さん、
丁寧な調整と的確なアドバイス、ありがとうございました!

次回はその後の調子をレポートします♪