いつもどこかに痛みを感じるバイオリン弾きのためのブログ

アレクサンダー・テクニークでラクになる日々

動画で、ドキドキ。~②弦=大縄跳び?!

弦って、左右に振動するイメージがありましたが。
それをひっくり返す衝撃映像を見つけましたよ。

きっかけは、
クラスメイトのコントラバス弾き、Takashiさんがツイートしていた
チェロの発音、スーパースロー映像。
http://www.youtube.com/watch?v=K0_4eCOgqkg&feature=youtu.be

バイオリン版がありました。


Bowed violin string in slow motion - YouTube

びっくりして、見入ってしまいました。
こんな、大縄跳びみたいなことが起きていたとは!
(大縄跳び…小学校でやったこと、ありますかー?)。

さて。それを知っていると、演奏に違いが出るのかな?

試してみました。
音階をゆっくり弾く時に、
「弦は回転する、大縄跳びのように」と思ってみると。

響きを止めずに弾けたし、弓の動きが安定しました。
良いみたいです♪

そういえば以前、バイオリンの先生がおっしゃっていました。
「摩擦音とか、音程以外の音を一定にすると思って弾いてごらん」
それってこの話題とつながりますね。

弦のこのような動き、
音響学的には「ヘルムホルツ波」と呼ばれているそうです。

「弓で引っ張られた弦の頂点が先ずは駒方向に移動し、
次いで駒で跳ね返って上駒へと移動し、回転を始めます。

この一回転が振動の一往復になるので、
例えば440ヘルツのAの音を出すときには、
ヴァイオリンの弦は一秒間に440回転することになります。」

なるほどー。
大縄跳びのイメージ、あながち間違いでもなかったです。

この3倍の文章+実演で教えてくださったTakashiさん、
ありがとうございました!

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