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いつもどこかに痛みを感じるバイオリン弾きのためのブログ

アレクサンダー・テクニークでラクになる日々

足りなかった弓が、余った!~バジル先生

オーケストラでよくある、
長い音やフレーズをひと弓で弾くというケース。

弓が足りなくて苦戦するような音型では
「弓をあんまりたくさん使わないようにしよう」
「弓を節約しよう」と思って弾くのが一般的ですが。

「それどういう意味?弓ってお金なの?貯金でもするの?」
という指摘を受け(笑)レッスンでの探求が始まりました。

見ていただいたのは
『スラーで下げ弓ひと弓。それでいて左手も忙しい』
という、悩ましい箇所でした。

まず、そのフレーズの移弦の回数を数えました→6回。
次に、音符の数を数えました→八分音符が22個。

割り算してみると、同じ弦の上にいる時が結構あるとわかります。
そこが「節約」のチャンス。

(頭が動けて自分が全部ついてきて)
「ひとつの弦にいる間、弓のスピードをゆっくりにしよう」
「左手と右手のスピードは違っていい」

やってみたら、弓、余りました(!)
しかも左手の動きまでクリアになりました。

例えば左手と右手を別々に練習しても、こうは上手くいかないと思うのです。
一緒にどう動くのか、が問題だからです。
でもこのプランなら、一発で解決。

そして「弓の節約」という、どこをどうするのかイマイチわからない表現を
「弓のスピードをゆっくりにする」と言い換えることで、即実行可能に。
このような言い換えプランの探求も面白そうです。

シンプルだけど、じわじわすごかったです。
バジル先生、ありがとうございました!