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いつもどこかに痛みを感じるバイオリン弾きのためのブログ

アレクサンダー・テクニークでラクになる日々

こぼさないように持つと、こぼす。

アレクサンダー・テクニーク

コーヒーがなみなみと注がれたマグカップ。
お味噌汁がたっぷり盛られたお椀。

こぼさないように…と念じながら運んだ結果、たいてい、こぼしませんか?
小さい子など、特に。

なぜでしょう?
実は「こぼさないように」という指示が原因です。

脳は、否定形の命令を具体的に認識できません。
簡単に言うと、
「こぼさないって、じゃあどうしたらいいの?」と混乱してしまうのです。

ワークショップで、これが実感できる実験をしました。
全員立った状態から、バジル先生が指示します。

「ではみなさん今から、立っていないでください」
…?

「座ってもいないで、立ってもいないで、足は曲げすぎず、まっすぐでもなく」
…???

会場大混乱。
しばらくして、カンの良い数名の方々が床にねそべり始めるのを見て
ああ、そういうこと!とようやく思ったのでした。

…だったら「床にねそべってください」って初めから言ってくれればできたのに。
↑!! これですよ !!

「こぼさないように」の代わりに
「しっかり持とう」とか「大事に置こう」とか言うのが正解。
指示やメッセージは、肯定表現にするとうまくいきます。

さてここで、演奏するときの自分に注目してみましょう。
「○○しないように」って、自分に話しかけていませんか?

長くなったので、次回に続きます。