『ボールは友達』方式はなぜうまくいったのか~ケン先生
<弾きたい曲を弾くために>
(頭が動けて自分が全部ついてきて)
「楽器を持って、眺める。手でも感じる」
2014年3月2日、ケン先生のレッスンでとてもよかったプランです。
キャプテン翼の翼くんが、ボールを肌身離さず暮らしていた時のイメージで。
(実は読んでいないのでよくわかっていませんが…)
名付けて『ボールは友達』方式(笑)
楽器が揺れたり指が弦から外れたり…といった左手の不安が一掃され、
安心して曲を弾くことができました。
今までにない感覚です。
どうしてこのプランが効いたのか、考えてみました。
ひとつには、物理的な理由が考えられます。
扱う物の大きさや重さを確認しておくと、身体の動きが変わります。
どんなルートでどこに持ってきたいのかな?必要な力はどのくらい?
そういったことが具体的になるからです。
でももうひとつ。
実は演奏後、クラスメイトからこんなコメントをもらっていました。
「左手の持ち方がすごく変わっていた。大事なものを扱う感じになった」
言われて気づきました。
弾きながら、「またまちがえた!」とか
「なんでこの音とれないの?」とか、言っていたかも。
楽器にも、自分にも。
少し乱暴に扱っていたのかもしれません。
楽器のことも、自分のことも。
バイオリンって、綺麗。素敵。弾いたらもっと素敵。
私のバイオリンは、こんな色。これくらいの重さで、こんな手触り。
とっても好き。とっても大切。
そう思い出させてくれたのが、『ボールは友達』方式でした。
そういえば。2013年12月29日にこんなツイートをしていました。
最近お気に入りのプランは、楽器を構える時、
「大好きだから、抱き寄せる。」
理由①自然と腕を体の前側で使える。
②弾けない所にハマった時に、
色々とキライになっちゃう自分から抜け出せる。
どうも「好き」がキーワードのようです。
ハッピーな探究です^^
ケン先生、クラスメイトのみなさん、ありがとうございました。